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消費者信用団体生命保険とは?
2006.09.07(Thu)
何かと話題になっている大手消費者金融がお客さん全員にかけている生命保険、「消費者信用団体生命保険」とは・・。

「消費者信用団体生命保険」は消費者金融、生命保険業界などでは略して「団信」(だんしん)と呼ばれている。

その内容は・・。

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消費者金融は命を担保に貸している!? 」でも、触れましたが、管理人は消費者金融勤務時代、団信の担当をしていたことがあります。

団信とは、お客さんが消費者金融を利用している最中に死亡してしまった場合、残された遺族に債務が引き継がれないように消費者金融が生命保険会社と契約して保険料を支払い、お客さんに万が一がおこった場合は生命保険会社から保険金を受け取り、債務返済に充当するという仕組みのことをいいます。

管理人が勤務していた中堅消費者金融は、その当時、団信に加入していなかったので、お客様が死亡してしまった場合、残った債務は遺族に請求しなければならなかったんです。

死亡債権は一定の条件を満たすと財産相続と同じように遺族に引き継がれます。相続された場合は法的にも遺族に支払い義務が生じるので、その根拠を理由に回収する訳ですね。

しかし、現場で働く者にとっては苦痛な交渉でした。亡くなった方の遺族に急に沸いて出てきた借金を取立てる訳ですから。

そこでよく言われたのが、大手の消費者金融は生命保険で処理してくれるのに、お宅の会社はCMまで流している会社なのに保険はないのかという非難ばかりでした。

なので、当時、管理人は早く大手と同じように団信加入してくれることを会社にも訴えていました。
すると数年後、会社もようやくサービス向上の一貫として団信を取り入れることになりました。

管理人はたまたま異動となり団信の手続き担当者になってしまったのです。

実際の団信の運用状況を説明しますと、管理人が働いていた消費者金融は顧客が約20万人いました。
20万人ものお客さんがいたら、当然人間ですから理由はどうであれ一定の確率でお亡くなりになります。
大体毎月40~50人くらいは亡くなられていました。
その死亡された方の債務残高の合計は約1000万円にもなります。

管理人のところへ各支店から死亡報告が寄せられ、一定の書類がそろったら生命保険会社へまとめて請求を行います。

そして生命保険会社で支払い査定が行なわれ、問題なければ2週間程度で会社に保険金としてお金が入ります。
それを各債権へ入金処理をして完済します。
完済後はご協力頂いた遺族の方に契約書を返還するという流れです。

ほとんど変動することなく毎月40~50人の方が亡くなられ、1000万前後の保険金が会社に入って債権回収に当てられていましたが、当然生命保険ですから、保険料を支払わないといけません。

管理人も驚きだったのですが、1000万の保険金を受け取るのに保険料は1100万くらい支払っていたのです。

簡単に言うと、消費者金融が1100万円を生命保険会社に毎月支払います。そして1000万円の保険金が入ってくるので収支としてはマイナス100万円になるのです。
で、結局は生命保険会社が儲かるだけですよね。

消費者金融としては1000万の債権を回収する為に1100万円支出する訳ですし、保険料か貸倒れかの違いだけで同じ費用には変わりないのです。
だったら、最初から1000万円の債権を放棄した方が得だということになり、数年後団信はやめました。

その後に亡くなられたお客さんの債権はどうしたかというと、請求しないというルールになったのです。

管理人がいた会社はたまたま団信をやめましたが大手は今も保険を掛けています。内容的には殆んど同じだと思われます。

結局、消費者金融は損を出してお客さんに保険を掛けている訳ですし、何よりも遺族の方のは大半は保険で処理されてホッとしているのです。


ですから、極端に非難されるようなものではないと思うのですが、管理人だけでしょうか?

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